関節リウマチの診断について

関節リウマチの診断についてですが、この病気にはとても特異的な症状がみられることに加えて、診断のためには、臨床検査や針によって採取した関節液の検査、そしてリウマトイド結節の生検も行います。X線検査においても関節の特徴的な所見を得ることができます。関節リウマチでは10人中9人の割合で赤血球沈降速度の上昇がみられるそうです。

 

このことは体内で活動性の炎症が起きていることがわかります。この検査だけでは炎症の原因の同定をおこなうことはできません。しかし、症状が軽いときに赤血球沈降速度をモニタリングすることによって、この病気がまだ活動性であるかどうかを調べることがあるそうです。関節リウマチの人の多くの血液中にはリウマトイド因子などの特有の自己抗体ができていることがあります。

 

患者の70%でリウマトイド因子が陽性となるそうです。ただリウマトイド因子は健康な人でも陽性となることがあります。肝炎や感染症など他の病気でも出現することがあります。血液中のリウマトイド因子が高値だと普通は関節リウマチも重症となりその予後は不良となってしまいます。リウマトイド因子の値は関節の炎症が改善するにしたがって低下していきます。

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