筋力増強訓練とは

道を歩いていて例えば何かにつまずくことがありますよね。そのような時には瞬間的に脚を踏みかえて姿勢を立て直すことがあると思います。そういった動作などで反射的に行われる筋運動が関節に対する衝撃を弱めているということなります。筋力を強化することによって関節を守ることにつながっていきます。筋力は骨の強さにも深く関係しており力をかけたりゆるめたりすることによって骨の構造と機能が正常に保たれています。

 

筋力が低下するとともに骨も次第に弱くなってしまいます。絶対安静の状態の場合では、筋力は1日に5%の割合で低下してしまい、骨塩量(カルシウム量)も週当たり0.9 %の割合で失われるとされています。筋力を増やすもっとも有効な手段としては、スポーツ選手がハードトレーニングで筋力を強化して記録を伸ばしていくのと同じような理屈です。力いっぱい筋肉を収縮させてあげてこの動作を繰り返す訓練です。

 

たとえば、関節を動かさないで筋肉を収縮させる「等尺性筋収縮」を中心とした筋力増強訓練をおこない膝の下にまくらを入れてまくらを押しつぶすように力いっぱい膝を伸ばすといった運動がこれに当たります。楽な訓練をすれば筋力低下は防げますが筋力が増えるところまではいきません。けれどもリウマチ患者さんが病気の活動期に無理をして筋力増強のためのハードトレーニングをやってしまうと関節をいためてしまうこともありますので焦らないで病気の寛解期までは軽い運動にとどめておくことも大切です。

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