関節の働きとは

関節はわたしたちが考えている以上に大きな力がかかる器官です。たとえば「歩く」という動作を考えてみても、爪先で地面を蹴るときや踵が地面につくときには、片方の膝関節には体重の2倍から3倍の力がかかります。そして早足で歩いたり走ったりする場合には3倍から5倍の力がかかります。人間は年間200万歩程度は歩くといわれます。

 

しかし、このような大きな外力が短い間隔で衝撃的に繰り返しかかってきたとしても膝関節が壊れない背景には、関節軟骨のクッションとしての働きや関節面をなめらかにするための関節液の働きのほかにも、関節を動かすための多くの筋肉の円滑ですばやい筋運動が衝撃を分散したり吸収をおこなって関節を大きな外力から守っているためだと考えられます。

 

道を歩いていて何かにつまずいたときなどは瞬間的に脚を踏みかえて姿勢を立て直すといった動作など、反射的に行われる筋運動が関節に対する衝撃を弱めているということなのです。そのため筋力を強化することが関節を守ることにつながっていくということなのです。筋力は骨の強さにも深く関係しています。力をかけたりゆるめたりすることにより骨の構造と機能が正常に保たれています。

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