関節の働きとは

関節はわたしたちが考えている以上に大きな力がかかる器官です。たとえば「歩く」という動作を考えてみても、爪先で地面を蹴るときや踵が地面につくときには、片方の膝関節には体重の2倍から3倍の力がかかります。そして早足で歩いたり走ったりする場合には3倍から5倍の力がかかります。人間は年間200万歩程度は歩くといわれます。

しかし、このような大きな外力が短い間隔で衝撃的に繰り返しかかってきたとしても膝関節が壊れない背景には、関節軟骨のクッションとしての働きや関節面をなめらかにするための関節液の働きのほかにも、関節を動かすための多くの筋肉の円滑ですばやい筋運動が衝撃を分散したり吸収をおこなって関節を大きな外力から守っているためだと考えられます。

道を歩いていて何かにつまずいたときなどは瞬間的に脚を踏みかえて姿勢を立て直すといった動作など、反射的に行われる筋運動が関節に対する衝撃を弱めているということなのです。そのため筋力を強化することが関節を守ることにつながっていくということなのです。筋力は骨の強さにも深く関係しています。力をかけたりゆるめたりすることにより骨の構造と機能が正常に保たれています。

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関節リウマチの症状と治療ガイド 新着情報

アスピリンは関節リウマチの主な治療薬として長いあいだ使われてきました。アスピリンの使用量が多いと現れる副作用としては耳鳴りがあります。現在ではアスピリンに代わりイブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクというよな非ステロイド性抗炎症薬がよく処方されています。これらの薬はさらに少ない使用量で効果が得られます。

イブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクなどの薬にも副作用はありますが、高用量のアスピリンほどではありません。新しいタイプの非ステロイド性抗炎症薬の1つであるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)阻害薬(コキシブ)があります。これは、そのほかの非ステロイド性抗炎症薬と作用は似ています。

しかし、胃の障害を発症するリスクがかなり低い薬剤で、このような薬剤は血小板の機能を阻害しないので出血のリスクがある人にたいしても従来の非ステロイド性抗炎症薬よりもさらに安全に使用することができます。その1例がセレコキシブですがコキシブの1種であるロフェコキシブは、長期使用したあとに心臓発作や脳卒中などのリスクを増加することが明らかになったのです。