リウマチの場合では、関節が曲がってしまい伸びなくなる傾向が強くなってしまいます。そのため、なるべく関節を伸ばすほうに力を入れながら訓練を行うように心がけたほうがよいえしょう。自宅でもできるストレッチングとしては手指た上肢、下肢、からだ全体のそれぞれの例があると思います。けれども、可動域訓練は大切なのですが運動だけでおかされてしまった関節の可動域が狭まっていくことを防ぐのは難しいと思います。
また、狭くなった可動域を広げるについても難しい場合があります。痛みや腫れなどを軽減するためには関節変形が始まる早めの段階で、関節内にステロイドを注射しながら関節の炎症を抑えることも1つの方法だといえます。可動域が狭まってくれば初めのころは関節内ステロイド注射などで元に戻すことができますが、狭まったままに放置された期間が長ければ長いほど、元に戻らなくなってしまいます。
リウマチの場合だと発病の早い時期でも炎症が強ければ著しい筋力低下がみられることがあります。そのまま動かさないでいれば発病してから10年を過ぎてしまうと筋力は平均して健康人の半分以下になることも懸念されています。筋力の低下の原因としては炎症の存在がありますが、病気が長引くにつれて痛みのため動かさなかったり力を入れられない場合などでも関節可動域の縮小のために筋の完全な収縮ができなくなったりして起こるからだの組織の萎縮についても筋力低下の大きな原因となってしまいます。
アスピリンは関節リウマチの主な治療薬として長いあいだ使われてきました。アスピリンの使用量が多いと現れる副作用としては耳鳴りがあります。現在ではアスピリンに代わりイブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクというよな非ステロイド性抗炎症薬がよく処方されています。これらの薬はさらに少ない使用量で効果が得られます。
イブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクなどの薬にも副作用はありますが、高用量のアスピリンほどではありません。新しいタイプの非ステロイド性抗炎症薬の1つであるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)阻害薬(コキシブ)があります。これは、そのほかの非ステロイド性抗炎症薬と作用は似ています。
しかし、胃の障害を発症するリスクがかなり低い薬剤で、このような薬剤は血小板の機能を阻害しないので出血のリスクがある人にたいしても従来の非ステロイド性抗炎症薬よりもさらに安全に使用することができます。その1例がセレコキシブですがコキシブの1種であるロフェコキシブは、長期使用したあとに心臓発作や脳卒中などのリスクを増加することが明らかになったのです。