リウマチとリハビリ

リハビリテーションは、病気や事故で失ってしまった身体機能を取り戻して、社会復帰についても視野に入れて出来る限り元の状態に近い健康状態を回復するための医療のことを意味しています。痛みというものがリウマチ患者さんの第一の苦しみであることは間違いありません。しかし、それ以上に患者さんを苦しめており辛いことがあります。

それが肢体不自由なのです。病院に通っているリウマチ患者さんの中には、治療を続けていても、だんだんとからだが不自由になってくるのを実感している方も少なくはないと思います。このままでは、近い将来には車椅子や寝たきりの状態になってしまい身体障害者になるのではという不安をリウマチ患者さんの誰しもが抱えています。

痛みは薬で何とかなりますが、肢体不自由は薬では回復できないこともあります。適切な機能再建手術とリハビリテーションによって、日常生活にとって必要な機能を保つことができます。そして適切な治療法が行われた上で、歩く訓練をすることが一番大事なことです。このように、運動(歩く)訓練をすることによって、失われた運動機能を取り戻す点がリハビリテーションの狙いです。

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アスピリンは関節リウマチの主な治療薬として長いあいだ使われてきました。アスピリンの使用量が多いと現れる副作用としては耳鳴りがあります。現在ではアスピリンに代わりイブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクというよな非ステロイド性抗炎症薬がよく処方されています。これらの薬はさらに少ない使用量で効果が得られます。

イブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクなどの薬にも副作用はありますが、高用量のアスピリンほどではありません。新しいタイプの非ステロイド性抗炎症薬の1つであるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)阻害薬(コキシブ)があります。これは、そのほかの非ステロイド性抗炎症薬と作用は似ています。

しかし、胃の障害を発症するリスクがかなり低い薬剤で、このような薬剤は血小板の機能を阻害しないので出血のリスクがある人にたいしても従来の非ステロイド性抗炎症薬よりもさらに安全に使用することができます。その1例がセレコキシブですがコキシブの1種であるロフェコキシブは、長期使用したあとに心臓発作や脳卒中などのリスクを増加することが明らかになったのです。