関節リウマチの初期症状は、関節の腫れや痛みなどです。しかい関節リウマチの病気が進んでいけば関節が壊れてきます。場合によっては骨と骨が完全にくっついたり外れたりすることもあります。そのため身体的な障害となることもあります。関節リウマチのはっきりした原因は不明なのですが、もともとリウマチになりやすいといった遺伝的な背景もあるそうです。
そういった人が、何らかのウイルスや細菌に感染してしまい免疫に異常が起こってしまって関節リウマチの発症に至るのではないかと医療の場では考えられています。関節リウマチ患者さんの関節では、滑膜が異常に増殖してしまいパンヌスと呼ばれる塊ができてしまいます。パンヌスには、たくさんの細胞がある待っています。たとえばリンパ球T細胞やB細胞、マクロファージなどです。
そういったバンヌスが、炎症のもとになる物質を作り出してしまいます。その代表的なものが、TNFαと呼ばれるものを中心としてつくられる炎症性サイトカインなのです。そのため炎症性サイトカインを抑えることによって関節リウマチの治療にたいしてはとても効果を発揮することがわかっています。関節リウマチは実際に発症するととても大変なものですよね。
アスピリンは関節リウマチの主な治療薬として長いあいだ使われてきました。アスピリンの使用量が多いと現れる副作用としては耳鳴りがあります。現在ではアスピリンに代わりイブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクというよな非ステロイド性抗炎症薬がよく処方されています。これらの薬はさらに少ない使用量で効果が得られます。
イブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクなどの薬にも副作用はありますが、高用量のアスピリンほどではありません。新しいタイプの非ステロイド性抗炎症薬の1つであるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)阻害薬(コキシブ)があります。これは、そのほかの非ステロイド性抗炎症薬と作用は似ています。
しかし、胃の障害を発症するリスクがかなり低い薬剤で、このような薬剤は血小板の機能を阻害しないので出血のリスクがある人にたいしても従来の非ステロイド性抗炎症薬よりもさらに安全に使用することができます。その1例がセレコキシブですがコキシブの1種であるロフェコキシブは、長期使用したあとに心臓発作や脳卒中などのリスクを増加することが明らかになったのです。