リウマチ新薬のレミケードを使った場合の安全性についてご紹介したいとおもいます。リウマチ新薬のレミケードを使った場合には関節リウマチによる炎症が治まります。その一方で、体の免疫力が低下してしまうそうです。そのため、レミケードの投与により通常よりも感染にかかりやすくなってしまいます。たとえば肺炎や敗血症、結核などの注意が必要となります。
特に注意が必要なのは結核という病気です。レミケードによる治療をもしも始めるような場合には、必ず結核の検査を受けることになります。また、現在、結核を発症している患者さんにたいしては原則としてレミケード投与は行わないそうです。そしてこれまでに結核に感染したことがある患者さんのなかで、レミケードの治療を実施されるような場合には、結核予防の治療を施こしながらレミケードを使うことになります。
レミケードはとても高価な薬です、しかし医療費の公的制度によってその負担額が軽減されることになっています。支払額は、年齢や体重、所得などによって異なります。通常の方(70歳未満、体重40~60kg程度、3割負担)の場合だと高額療養費制度を申請すれば、レミケード治療を受けた最初の月から3回目までは、治療ごとに7万円の支払いとなります。しかし4回目の治療からは、4万円程度の負担となってしまいます。年間の治療費は、初年度では約37万円ほどかかります。2年目からは約30万円が目安となります。
アスピリンは関節リウマチの主な治療薬として長いあいだ使われてきました。アスピリンの使用量が多いと現れる副作用としては耳鳴りがあります。現在ではアスピリンに代わりイブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクというよな非ステロイド性抗炎症薬がよく処方されています。これらの薬はさらに少ない使用量で効果が得られます。
イブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクなどの薬にも副作用はありますが、高用量のアスピリンほどではありません。新しいタイプの非ステロイド性抗炎症薬の1つであるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)阻害薬(コキシブ)があります。これは、そのほかの非ステロイド性抗炎症薬と作用は似ています。
しかし、胃の障害を発症するリスクがかなり低い薬剤で、このような薬剤は血小板の機能を阻害しないので出血のリスクがある人にたいしても従来の非ステロイド性抗炎症薬よりもさらに安全に使用することができます。その1例がセレコキシブですがコキシブの1種であるロフェコキシブは、長期使用したあとに心臓発作や脳卒中などのリスクを増加することが明らかになったのです。