関節リウマチとは、進行にともなって全身の関節が破壊されていく自己免疫疾患のことです。日本においては約70万人の患者がいるとされています。関節リウマチが進行してしまうと「痛み」や「関節変形」によって、日常生活に著しい制限を受けることもあります。関節リウマチの治療においては、消炎鎮痛剤や抗リウマチ薬(メトトレキサート)を使っていく方法が一般的なのですが、症状によっては充分な効果が得られないこともあります。
近年では、新たに登場したレミケード( 一般名:インフリキシマブ )という薬があります。従来の抗リウマチ薬では症状の改善を得ることができない患者さんに対しても、高い効果を期待することができて患者さんたちから「痛みから開放され今までにない深い眠りを体験することができた」という声や「投与した翌日より効果がでてきて杖がほとんど必要にならなくなった」というような声が寄せられています。
レミケードは、体の中で炎症を引き起こしてしまう体内物質のTNFα(ティ.エヌ.エフ.アルファ)に働きかけることによって関節リウマチに極めて高い治療効果を発揮できる薬です。すでに、欧米諸国を中心にして世界中で約80カ国、そして70万人の患者さんに投与されています。日本では、2002年5月からクローン病にたいしてまた2003年7月からは関節リウマチの患者さんへの投与が認められました。既に12000人の患者さんが使っている薬です。副作用に関しても、その発現傾向と対策も明らかとなっていきましたのでより安全に使用できるようになったそうです。
間接リウマチの治療において栄養バランスのとれた食事を適度な量とるようにします。この時に規則正しく摂取するようにします。魚類や植物油を多く含んでおりますし、赤身の肉が少ない食事には、炎症に対して有益な効果が少しあるとされているのです。まれに、ある食物を食べた後に急激に関節が痛んでしまうことがあります。そのようなときはその食物を食べないようにしましょう。
関節リウマチの治療には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や遅効性抗リウマチ薬、コルチコステロイド薬、メトトレキサートのほかにも、腫瘍壊死因子(TNF)阻害薬などの免疫抑制薬も使われています。次世代治療薬としては生物学的製剤のインターロイキン-1受容体阻害薬などもあるそうです。効果が強い薬については一般に副作用も重いので治療中は注意深い観察が必要になるでしょう。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)はアスピリンやイブプロフェン、ナプロキセン、ジクロフェナクなどです。主な副作用としては胃のむかつきや胃潰瘍、血圧上昇、腎臓への有害作用などです。次にCOX-2阻害薬はセレコキシブ、ロフェコキシブ、バルデコキシブになりますが、他の非ステロイド性抗炎症薬と比べてみると腎臓への有害作用や血圧上昇のリスクは高いのですが、胃潰瘍を発症するリスクは低いとされています。