リウマチの名医にすべての人がかならず出会えるというものではありません。たとえばリウマチを自分の病院では処置できないとしても、紹介をしてくれるシステムが確立している病院ばかりではないからです。大学病院などの大病院を紹介してもらえることもあるとおもいますが、治療設備が整っているだけなので紹介された病院にリウマチの名医まで揃っているとは限らないのです。どの病気についても万全の用意を備えている病院は存在しないといえます。
病院には、それぞれ得意分野、不得意分野があります。その知識がなくては、大して技術力のない医療機関に命を預けることになりかねないのです。もちは餅屋と言いますが、病気は病院という大雑把なくくりではこと足りないとおもいます。それは自分の病気にとってどこが最適化という考え方をする必要があるということなのです。そういった意味では、リウマチの名医ランキングというものがあれば、患者の立場としてはとても助かりますよね。しかし、そういった制度が確立されていないというのが現状なのです。
医療システムが需要に追いついていないため患者さんが個人の力で必要な情報を得るしかないのかもしれません。それは労力として決して小さなものではありませんが、大切な身体のために必要なことになるとおもいます。いざ病状が末期になって後悔しないために、今のうちに出来る限りの手を尽くしてリウマチの名医を探しておく必要があるとおもいます。ただ単に医師免許を持っているだけの医者と、知識と経験を積みんで長年腕を磨いてきたリウマチの名医とではレベルの差は明白だといえます。
リウマチについてご紹介します。ほとんどの人が、「リウマチ」という言葉を耳にしたことがあると思います。しかし、「お年寄りがかかる神経痛のことかな」というように考える人も多いようで、リウマチという病気は、正しく理解されていないというのが現状です。たしかに、これまで、全身の関節や関節周りの骨、筋肉などが痛み、それらの機能に障害が起こる病気の全ては原因が明らかになっておりませんでした。そのため漠然と、「リウマチ」と呼ばれてきたということがあります。
「リウマチ」は、正しくは、「リウマチ性疾患」という病気で、リウマチ性疾患には、「関節リウマチ」をはじめとして「全身性エリテマトーデス」、「変形性関節症」、「痛風」などのたくさんの病気が含まれています。これらの「リウマチ性疾患」には、関節や関節周囲の痛みがあるといった共通の症状はありますが、その病気によって、痛みを起こす原因は色々とあることがわかってきています。
現在、明らかになっている原因としては、「免疫の異常」や「細菌やウィルス感染」、「代謝の異常」、「外傷や加齢」、「ストレスなどの心因性」などが挙げられます。「関節リウマチ」に関しては、患者さんの血液検査の結果よって、血液中からリウマトイド因子という異常なたんぱく質が発見されて、免疫の異常が原因であると考えられるようになってきました。ちなみに、「リウマチ」の語源は、ギリシア語の「リューマ(流れ)」で、「関節の痛みは、脳から悪い液が流れ出し、関節にたまって起こる」というように定義づけられていたことからきているようです。