関節リウマチは「主婦の病気」

関節リウマチは「主婦の病気」という言われ方もしています。「リウマチ」とは耳慣れない感じの語感なのですが、もともとはギリシャ語のロイマ(流れ)が語源です。有毒な体液が体内をめぐってしまい関節などにたまって、痛みを生じることを意味しています。関節リウマチを発症するのは男性にくらべてみると女性のほうが3~4倍も多いそうです。20~50歳代の子育てや家事に多忙な時期に発症することが多いそうです。そのため、「主婦の病気」という言い方をされることもあります。

近年では、めざましい勢いで医学が進歩していますが、関節リウマチの病因は不明なのです。ウイルス感染や遺伝的素因が関係しているのではないかという説もありますが、治療は、完全に治すことはできないとしても、それに近い状態にもっていくことや病気の進行を食い止めることを目標としています。悪性の関節リウマチの場合は厚生労働省からも難病指定がされています。

関節リウマチというと漠然と「痛みを伴う病気」というイメージがありますよね。確かに、関節の痛みはリウマチの症状のひとつです。しかし、実際にはリウマチ患者の症状はさまざまあるのです。発病初期には個人差が大きいとされています。また、関節リウマチ以外にも関節の痛みを伴う病気はたくさんあるので米国リウマチ学会によって関節リウマチの診断基準が設けられています。

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関節リウマチの症状と治療ガイド 新着情報

アスピリンは関節リウマチの主な治療薬として長いあいだ使われてきました。アスピリンの使用量が多いと現れる副作用としては耳鳴りがあります。現在ではアスピリンに代わりイブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクというよな非ステロイド性抗炎症薬がよく処方されています。これらの薬はさらに少ない使用量で効果が得られます。

イブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクなどの薬にも副作用はありますが、高用量のアスピリンほどではありません。新しいタイプの非ステロイド性抗炎症薬の1つであるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)阻害薬(コキシブ)があります。これは、そのほかの非ステロイド性抗炎症薬と作用は似ています。

しかし、胃の障害を発症するリスクがかなり低い薬剤で、このような薬剤は血小板の機能を阻害しないので出血のリスクがある人にたいしても従来の非ステロイド性抗炎症薬よりもさらに安全に使用することができます。その1例がセレコキシブですがコキシブの1種であるロフェコキシブは、長期使用したあとに心臓発作や脳卒中などのリスクを増加することが明らかになったのです。