慢性関節リウマチの治療薬

慢性関節リウマチの治療薬として抗リウマチ薬があります。この薬剤は、リウマチの免疫異常を是正することによってリウマチの炎症を抑える作用があります。以前、慢性関節リウマチの発病初期はNSAIDsを使用しており次に抗リウマチ薬と、順次使用していくことが標準的用法でした。最近では発病初期から抗リウマチ薬を積極的に使っているようです。

この薬剤の有効性は、患者によって違うようですが長期に使うことによってだんだんと効果が減弱ないし消失してしまいます。そのため薬を変更するか追加で併用を迫られることも少なくありません。現在市販されている抗リウマチ薬は七種類あります。金チオリンゴ酸ナトリウム(シオゾール)、オーラノフィン(リドーラ)、D‐ペニシラミン(メタルカプターゼ(3))、ブシラミン(リマチル(4))、ロベンザリット(カルフェニール)、アクタリット(オークル)、サラゾスルファピリジン(サラゾピリン(5))です。

薬にには副作用がありますが、強い副作用が見られた場合には、速やかに減量するか、あるいは使用を中止して他剤を使用するように検討したほうがよいでしょう。医師に相談することをおすすめします。治療薬の中で強力な抗炎症・免疫抑制作用をもっている副腎皮質ステロイド薬などもあります。この副腎皮質ステロイド薬は注意して使うと慢性関節リウマチにはとても有効といえます。

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アスピリンは関節リウマチの主な治療薬として長いあいだ使われてきました。アスピリンの使用量が多いと現れる副作用としては耳鳴りがあります。現在ではアスピリンに代わりイブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクというよな非ステロイド性抗炎症薬がよく処方されています。これらの薬はさらに少ない使用量で効果が得られます。

イブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクなどの薬にも副作用はありますが、高用量のアスピリンほどではありません。新しいタイプの非ステロイド性抗炎症薬の1つであるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)阻害薬(コキシブ)があります。これは、そのほかの非ステロイド性抗炎症薬と作用は似ています。

しかし、胃の障害を発症するリスクがかなり低い薬剤で、このような薬剤は血小板の機能を阻害しないので出血のリスクがある人にたいしても従来の非ステロイド性抗炎症薬よりもさらに安全に使用することができます。その1例がセレコキシブですがコキシブの1種であるロフェコキシブは、長期使用したあとに心臓発作や脳卒中などのリスクを増加することが明らかになったのです。