非ステロイド抗炎症薬

関節リウマチの治療によく使われる薬のひとつに、非ステロイド抗炎症薬があります。この薬には、炎症を抑えると同時に、解熱や鎮痛の作用があります。他の関節痛や、筋肉痛など、痛みを伴う病気の治療において、一般的に使用されている薬です。

ほとんどの場合、薬を服用してから、1~2時間後という早さで効果があらわれます。また、炎症を抑える効果も並行してみられます。そのため、初期症状の関節リウマチや、軽度の関節リウマチ患者には、非ステロイド抗炎症薬を使って、痛みが抑えられ、この薬だけで、炎症が治まるというケースもあります。

しかし、そのとき起こっている炎症を、一時的に抑えるには効果がありますが、炎症の進行や広がりを阻止したり、関節の破壊を止めるという作用は期待できません。あくまでも、炎症による痛みを抑えるための薬です。そのため、実際の治療では、抗リウマチ薬と併用して使用されるということが多くなっています。

非ステロイド抗炎症薬は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腎臓機能障害などに、重い副作用を起こす可能性が高いことが明らかになっています。そのため、副作用をできるだけ少なくすることが考えれています。非ステロイド抗炎症薬は、2剤を併用したり、1剤だけでも、長期にわたって使用し続けることは、よくないとされています。また、無症状のまま経過する副作用もあるため、定期的に、血液検査、尿・便の検査を受けることが大切です。

非ステロイド抗炎症薬には、内服薬の他に、座薬、塗り薬、貼り薬という外用薬もあります。これらの外用薬は、副作用の心配も少なく、患者さんが痛みの程度に応じて、自分で使用できるので、とても便利です。

リウマチ 新着情報

リウマチの治療にはラテン音楽をつかって心と体をイキイキさせるという方法もあるようです。心地よい音楽というものは心身ともにリラックスさせてくれる効果がありますよね。この音楽が持っている精神安定の作用を活用している治療法が音楽療法なのです。

アメリカでは、音楽療法の研究が50年前からはじまりました。今では多くの病院などで音楽療法は治療の一環として導入されているそうです。実は、日本でも10年くらい前から「バイオミュージック学会」や「全日本音楽療法連盟」などの団体が設立されました。そして2000年には「日本音楽療法学会」が設立されて音楽療法が医療の中に本格的に取り込まれ始めたようです。

音楽療法というものは副作用がないというメリットがあります。そして「1/fの揺らぎ」という特性を持っている音楽を聞くとα波という脳波が発生しますので精神を安定させてくれて血行もよくなるといわれています。このようなα波を発生させてくれる音楽はバロック音楽に多いとされています。1999年10月には、いままでの「癒し」をメインにした音楽療法とはすこし違う観点からの試みがおこなわれました。それは聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターの星恵子医師たちが中心となり発足した、「リウマチ性疾患音楽療法研究会」です。

このときに演奏された音楽は、国内外で活躍しているミュージシャンや音楽好きの医師たちによるラテン音楽とジャズです。これは音楽を通して楽しく体を動かそうという試みでこの音楽療法の参加者たちはみなさんが立ち上がってリズムに乗ってリウマチ体操も行われたそうです。さまざまな試みがされているのですね。


慢性関節リウマチの患者さんたちが、落語を聞きにいき大笑いしたら、痛みが和らいだり、癌の患者さんたちが吉本新喜劇や落語などをみて大笑いをしたら、免疫機能が改善してきたというような報告がありました。体の機能と「笑い」に対して見直しがされているようです。アメリカでは、早い時期から「笑い」による治療が注目されており、ユーモアセラピーという治療法があります。また「笑い療法研究学会」などもあるそうです。

膠原病の一種の強直性脊椎関節炎で苦しでいたジャーナリストのノーマン・カズンズ氏は体中が痛み、苦しんでもがいている時に希望や愛情、笑い、信頼といった積極的な情緒が体内で積極的な化学反応を引き起こすのではないかと考えたそうです。そして、ビタミンCを大量に投与して、積極的に「笑う」ことを試みたそうです。喜劇映画や面白い本などをみて10分間くらい大笑いをすると、その後の2時間くらいは痛みを感じないで済んだそうです。そして血沈値も下がっていたそうです。

カズンズ氏は、何年かこの「治療」を続けてみました。そして500人に1人しか全快しないといわれていた難病を克服したそうです。まさに「笑いは人の薬」ということですよね。笑いとは、心地のいい軽いものから笑い転げるようなものまでさまざまなものがあります。心地よい笑いは副交感神経が働いて心臓や呼吸はゆっくりとしています。そして消化器は活発に動いておあり、血圧や血糖は低下します。

それに対して笑い転げた場合には交感神経が働きますので心拍と呼吸は速まります。そして手のひらには汗がでてきて血圧や血糖は上昇することになります。つまり落語などを聞いて大笑いしたときなどは、体の内部が活性化することによって免疫力も増すということになるます。今のところは、笑った前後で血液中の免疫成分が変化するところまではつかめているようですが、どうしてそのようになるのかといったメカニズムは解明されていないようです。




リウマチという言葉はよく耳にしますよね。実はギリシャ語で「流れる」という意味を持っています。それは痛みが流れ動くことから付けられた病名なのです。関節リウマチとは、おもに自己免疫が手足の関節を侵してしまい、関節痛や関節の変形が生じてしまう炎症性自己免疫疾患のことで血管や心臓、肺、皮膚、筋肉といった全身の臓器にも障害があらわれるということもあります。

初期のリウマチ症状は背中や肩、首筋が凝ってしまったり手がしびれるなどの症状のようです。中期のリウマチの症状は手首や足首、肘、膝、股関節に違和感を感じてしまい、痛みや熱、腫れ、浮腫みなどが生じてきます。また後期のリウマチの症状は関節の形が変わってしまい手も足も動かなくなって自分で思うような行動ができなくなってしまいます。

リウマチは強い関節の痛みが主な症状になります。そのことから常備薬としては再春館製薬の痛散湯などの漢方薬の痛み止めを服用したり、小林製薬のアンメルツヨコヨコなどを使ったりする人もいるようです。また、リウマチと診断された場合には、その症状によっては医師の診療結果によっては参天製薬のリマチルや日本ワイスレダリーのリウマトレックスなどの処方薬を服用するといった場合もあります。初期の段階から見極めると辛い症状に悩まされることはないと思います。おかしいなと感じたら早めに医師に相談することをおすすめします。