関節リウマチの症状と治療ガイドについて

 関節リウマチについて徹底特集。関節リウマチの原因、自覚症状、診断基準など。また、関節リウマチの基礎療法、鍼灸治療、装具療法、運動療法、温泉療法、手術療法など、治療内容についても触れています。関節リウマチはまだまだ原因が解明されていない病気です。そんな病気であるからこそ、しっかりと正しく知っておく必要があると言えるでしょう。関節リウマチの豆知識も特集していますので、しっかりと読んで正しい知識を身につけましょう。

関節リウマチでお悩みの方へ
リウマチ、自己免疫疾患、橋本病など内臓疾患での膝の痛みを、病院や整形外科などに行かずに解消する方法をお伝えします。
関節リウマチの症状と治療ガイド 新着情報

リウマチについてご紹介します。ほとんどの人が、「リウマチ」という言葉を耳にしたことがあると思います。しかし、「お年寄りがかかる神経痛のことかな」というように考える人も多いようで、リウマチという病気は、正しく理解されていないというのが現状です。たしかに、これまで、全身の関節や関節周りの骨、筋肉などが痛み、それらの機能に障害が起こる病気の全ては原因が明らかになっておりませんでした。そのため漠然と、「リウマチ」と呼ばれてきたということがあります。

「リウマチ」は、正しくは、「リウマチ性疾患」という病気で、リウマチ性疾患には、「関節リウマチ」をはじめとして「全身性エリテマトーデス」、「変形性関節症」、「痛風」などのたくさんの病気が含まれています。これらの「リウマチ性疾患」には、関節や関節周囲の痛みがあるといった共通の症状はありますが、その病気によって、痛みを起こす原因は色々とあることがわかってきています。

現在、明らかになっている原因としては、「免疫の異常」や「細菌やウィルス感染」、「代謝の異常」、「外傷や加齢」、「ストレスなどの心因性」などが挙げられます。「関節リウマチ」に関しては、患者さんの血液検査の結果よって、血液中からリウマトイド因子という異常なたんぱく質が発見されて、免疫の異常が原因であると考えられるようになってきました。ちなみに、「リウマチ」の語源は、ギリシア語の「リューマ(流れ)」で、「関節の痛みは、脳から悪い液が流れ出し、関節にたまって起こる」というように定義づけられていたことからきているようです。

アスピリンは関節リウマチの主な治療薬として長いあいだ使われてきました。アスピリンの使用量が多いと現れる副作用としては耳鳴りがあります。現在ではアスピリンに代わりイブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクというよな非ステロイド性抗炎症薬がよく処方されています。これらの薬はさらに少ない使用量で効果が得られます。

イブプロフェンやナプロキセン、ジクロフェナクなどの薬にも副作用はありますが、高用量のアスピリンほどではありません。新しいタイプの非ステロイド性抗炎症薬の1つであるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)阻害薬(コキシブ)があります。これは、そのほかの非ステロイド性抗炎症薬と作用は似ています。

しかし、胃の障害を発症するリスクがかなり低い薬剤で、このような薬剤は血小板の機能を阻害しないので出血のリスクがある人にたいしても従来の非ステロイド性抗炎症薬よりもさらに安全に使用することができます。その1例がセレコキシブですがコキシブの1種であるロフェコキシブは、長期使用したあとに心臓発作や脳卒中などのリスクを増加することが明らかになったのです。

リウマチの非ステロイド性抗炎症薬についてご紹介します。非ステロイド性抗炎症薬は、関節リウマチの関節の症状を治療するために幅広く使われている薬えす。この薬は関節の腫れを抑えてくれて、痛みを軽減してくれます。しかし、すべての非ステロイド性抗炎症薬(アスピリンを含む)は胃の不調を起こしてしまいますので胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの活動性の消化性潰瘍のある人の場合は服用できません。

胃の不調の症状を軽減するために、非ステロイド性抗炎症薬を服用する場合は、食べ物を食べるようにしたり、制酸薬やヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)というような他の薬剤(ラニチジン、ファモチジン、シメチジン)と一緒に服用をおこないます。ミソプロストールやプロトンポンプ阻害薬などは、非ステロイド性抗炎症薬と併用投与する場合もあります。

しかし、これによって関節リウマチのための非ステロイド性抗炎症薬の長期間の服用に伴う胃潰瘍の発症リスクを抑えることも可能です。ミソプロストールの副作用は下痢です。そしてアスピリンやそのほかの非ステロイド性抗炎症薬を服用する場合に起こってしまう吐き気や腹痛などの副作用は予防することができません。